こんにちは、スタッフの前畑です!
今日は「体幹」について書いていきたいと思います。
そもそも体幹って何だろうと思われる方も多いと思います。
体幹とは解剖学的には頭部と手足を除いた胴体部分のことをいい、脊椎(頸椎・胸椎・腰椎・仙骨・尾骨)、胸郭(肋骨・肩甲骨)、骨盤(寛骨)を指します。
これらの体幹に付着している筋肉を体幹筋と言いパワー発揮をする表層部の筋肉と姿勢維持を助ける深層部の筋肉に分けられます。
皆さんが想像するような体幹トレーニングは深層部の筋肉(横隔膜・腹横筋・多裂筋・骨盤底筋群)などに刺激が入ります。
これらの体幹が不安定な状態では手足を自由に動かすことができず、筋力を最大限に発揮できません。
そのために体幹を安定させ、正しい軸、安定した土台で動作を行うことが重要です。
そこで、正しい軸、安定した土台を作るためのゴムチューブを使ったトレーニングを紹介します。
・股関節の屈曲運動
①両脚先にチューブをかけ、仰向けになり、両手を床に付けます。
②腿上げをするように片足の膝と股関節を曲げていきます。
③90度まで曲げたらゆっくりと元の姿勢に戻します。
④反対側も同じように行います。
⑤左右合わせて20回程度行いましょう。
・股関節の内旋運動
①両足首にチューブをかけ、横向きに寝転がります。
②下の手で頭を支え、上の手は身体の前で床に付けます。
③両膝をくっつけたまま少し曲げ、上側の足の膝から下をゆっくりと持ち上げます。
④限界が来たらゆっくりと戻し10~12回繰り返します。
⑤反対側も同じように行います。
・股関節と殿筋の強化
①太もものあたりにチューブをかけ、膝を曲げて少し前傾になります。
②足を肩幅に開き、手は前で組みます。
③その姿勢のまま両膝を外側に開いていき、限界まで開いたらゆっくりと元に戻します。
④それを10~12回繰り返します。
ゴムチューブを使用したトレーニングは他にもたくさんあります。またゴムチューブは自分に合った硬さのゴムを選べるので強度の調整がしやすいと思います。
ぜひ自分に合った硬さで無理のないようにトレーニングしましょう。