とにかく暑い毎日。
こう毎日暑いと、少し動いただけでもいっぱい汗をかき、たくさん運動した感覚になりませんか?
なので昔から夏は冬よりも痩せやすいイメージがあります。
ですが、《基礎代謝》と呼ばれる安静状態でも心臓や体温維持などで最低限使われているエネルギーの消費は、冬よりも夏の方が低いという事を皆様はご存知でしたか?
夏は冷たい食べ物や飲み物を口にする頻度が増えたり、冷房と外気温の差で自律神経が乱れやすいため、基礎代謝はさらにさがりやすくなるんだとか。
でも、不思議なことに、痩せたい!と思い立つのはなぜか夏だったりするんですよね。
今回は、この夏に基礎代謝をあげ、美しく健康的なダイエットを成功させるための秘訣を詳しくお伝えしたいと思います!
■夏のダイエットには筋トレ!
まず、基礎代謝とは体温を維持したり、心臓や呼吸など、人間が生きていくための最低限必要なエネルギーのことを指します。
先程お伝えした通り、代謝が落ちやすい夏。
やはり、欠かせないのが、『筋力トレーニング』です。
筋肉は、私たちの身体を支えたり力を発揮する以外に、体温をつくりだす役目を担っており、基礎代謝全体の2割を筋肉が占めています。
除脂肪体重を1㎏増やせば、基礎代謝量が50kcalが増える!
というのは有名な話。
たかだか一日50kcalと言っても、1年間の365日にしたら…18250kcalになりますからね。
筋力トレーニングは、減量という観点からも、ボディメイクの観点からもとても効果的であることがわかります。
またそれだけではなく、自律神経を整えてくれたり、成長ホルモンの分泌を促してくれたりといいことずくめです!
■夏のおすすめ筋トレ!!
基礎代謝量を上げる為には、身体の大きな部位の筋肉を鍛えることが効率的と言われています。
ここでいう大きな部位の筋肉とは
・太もも(大腿四頭筋&ハムストリングス)
・ふくらはぎ(腓腹筋+ヒラメ筋)
・お尻(大臀筋)
・胸(大胸筋)
・背中(広背筋)
などになるでしょうか。
その中でも太ももとお尻の筋肉は、全身の筋肉の約50%を占めており、特に優先的に鍛えることをおすすめします。
■夏の筋トレの注意点
夏の筋力トレーニングは良いことずくめですが、一つ注意しなければならないことは夏は疲労物質の
『乳酸』
が溜まりやすくなるということです。
気温の高さや、湿度の高さにより身体へ負荷が高まることにより、この乳酸がたまりやすくなるんだとか。
『乳酸』は疲労物質なので、筋力トレーニング中亜の怪我や、蓄積された疲労から慢性的な障害につながることもあるので注意が必要です。
そしてもう一つ注意しなければならないことは
『水分補給』
です。
もちろん、暑い夏場に水分補給を怠り、脱水症状になってしまったら元も子もありません。
のどが渇く前に、こまめな水分補給は忘れないようにしましょう!!