今年も残り1週間となりました。大晦日のRIZIN.26楽しみですね。
このブログをご覧の方の中には、「お酒飲みながら那須川の試合を見るんだ!」なんて方、多いと思います。
自分はお酒が飲めないので、ファンタでも飲みながら見ようと思います(-_-)
今回はビール腹などの原因であるアルコール(お酒)の筋トレ・ダイエットに関する『害』について書いて行こうと思います。
『害』と書きましたのは、アルコール摂取のメリットがほとんど無いからです。
特に男性の方は心してお読み下さい
◇筋トレへの害
・筋肉の発達を邪魔する
アルコールは筋肉の回復・増加するために出されるシグナルの伝達を阻害する効果を持ちます。
筋トレは筋肉を傷つけ、それが修復される際、次回同じ負荷で傷がつかないように筋肉が増えようとします。
筋肉が修復・増加する過程で体内にアルコールがあるとそれが邪魔され、筋肉が付きづらくなってしまうのです
・ホルモンの変化
自身の体重1kgあたり1g以上のアルコールを摂取すると、男性では男性ホルモンのテストステロンが減少し、女性ホルモンのプロゲステロンが増加してしまいます。
つまり、女性化してしまい筋肉が付きにくい体になってしまうのです😭
ここで女性には嬉しい(?)話です。
男性とは逆に女性はテストステロンが増加し、プロゲステロンが低下します。
女性は男性化すると言うわけです
このことから女性は飲酒によって、筋肉増加が促進される可能性があるとの研究結果もあります。
・やっぱり一気飲みはダメ
急激なアルコールの摂取により速筋繊維が部分的に壊死する現象が確認されています。
◇ダイエットへの害
・脂肪の燃焼を邪魔する
アルコールには脂肪の代謝(エネルギーとして消費する作用)を抑える効果があり、
アルコール24g(ビール600ml程度)を摂取した実験では、摂取後1,2時間は
脂肪の代謝が約70%も減っていました( ゚Д゚)
アルコールは体内で12時間程度作用すると言われているので、しばらくの間、脂肪の代謝が下がった状態が続くと考えられます。
ちなみにアルコール自体の体内に吸収されるカロリーは5.6kcal/gであり、炭水化物の4kcal/gと1.6kcalほどしか変わらず、「酒飲むと太る」と言われる主な原因は『お酒自体のカロリー』では無く、『脂肪の代謝が抑制されること』にあると考られます。
と言うわけで、トレーニーやダイエット中の方にはお酒(アルコール)は良くないんです!
「でもお酒飲まないとやってらんないよ!!」
という方、いらっしゃるはずです。
もちろん飲まないのがベストではありますが、以下のことを守れば、ある程度は良いかもしれません、
・ゴールデンタイム(トレ後30~90分)には絶対に飲まない
・体重1kgあたりアルコール量1g以下に抑える(体重60kgでビール1500ml程度)
・消費カロリー>摂取カロリーを絶対に守る(ダイエット中)
では、皆さん自分を甘やかさないようにLet`s ボディメイク!!!!