こんにちは。STAFFの優奈です。
今回は、トレーニングする上でなぜ筋肉痛になるのかを書いていきたいと思います❕
◆筋肉痛は2種類ある
筋肉痛には2種類あります。
1つは「即発性筋肉痛」と言って運動後すぐに起こるものになります。
即発性筋肉痛には筋膜の断裂にような障害の場合と疲労物質が溜まることなどによって起こるものがありますが、多くは後者です。
疲労物質とは、乳酸と一緒に作られる水素イオン(勘違いされやすいですが乳酸そのものではありません)
それによって筋肉痛が極度に酸性になると、「痛い」「だるい」「重い」などの感覚が生じます💦
もう1つは「遅発性筋痛」
翌日や翌々日に筋肉痛が重いもので、いわゆる一般的な筋肉痛です
運動によって筋細胞の中にミクロの傷ができ、そこで炎症反応を起します。
炎症反応が起こると外傷や毒素などで活性化するヒスタミンなどが沢山作られます。
その中に痛みや痒みを引き起こす物質があるので、炎症と共に筋肉痛が腫れ、熱っぽくなったり、力を入れると痛くなったりという状態になるんです💪
特に筋肉痛が起こりやすい運動は「ブレーキング動作」です。
例えばベンチプレスの場合、バーベルを上げるのではなく、下ろす動作(エキセントリック)で筋肉は傷付きやすいです⚠
◆筋肉痛ってなんで続くのか
筋肉痛が起こると、白血球が集まって活性酸素を作り、細胞などの病原体を殺したり、傷ついたところをクリーニングしたりします。
その際にどうしてもオーバーリアクションとなり、多めに多めにやってしまいます!
その作用で筋肉痛が酷くなったり、長引いたりすることもあります。
ちなみに若い人ほど活性酸素に対する抵抗力が強く、歳を重ねるごとに抵抗力は落ちていきます
だから、歳を重ねると筋肉痛が長引きやすくなる傾向があるのです。
◆筋肉痛のケア
筋肉痛が起こってしまった時は、運動後にならアイシングがベター。
それとストレッチもです❣
そして夜になったら入浴後にストレッチなどして血行を促して炎症の治療を速めるのがいいです✨
活性酸素のオーバーリアクションを防ぐにはビタミンⅭ・E 、ポリフェノールなどの抗酸化物質がよく効きます。
サプリメントで摂取したり、柑橘系やごま油などを積極的に摂取するのも1つの方法です。
それによって筋肉痛を早く治し、筋肉をすぐ回復させることができます!
しっかりケアして楽しく運動しましょう(≧▽≦)